第3回SAT合宿                          2013・8・31(土)〜9・1(日)

 

【合宿1日目】

台風15号の接近が心配される中、広島の各所から3台の車に分乗し出発しました。七塚原SAで3台が合流し、昼食をとりました。雨は時折、小雨になったりはしますが、晴れる様子はなく「走ることはできるのか・・・」天候を気にしながらの合宿スタートです。

 

予定通り13時前にかさべるでに到着。14時より1日目の練習開始。かさべるでの周りを周回する3.5キロ、アップダウンのきついコースです。だんだんと雨脚が強くなり、準備運動は屋根の下で行っていましたが、外に出る勇気が出ないほどの雨が降っています。それでも、それぞれ目標の周回をこなすためにスタートしました。

坂を下ったあたりで(5分経過)すでに全身ずぶ濡れに。。ところが、15分くらい走ると雨雲が途切れたのか、雨がやみ薄日もさしてきました。美しい田園風景が広がり、車がほとんど通らない道はストレスなく走れます。途中から反対周りにして、すれ違う時に声をかけたり、ハイタッチをしたり、自分のペースで思い思いに走って行きます。最低4周から5周をこなしました。

2週間後のしわいマラソン参加予定者には、コーチより7周のミッションが出ていたため、食事の時間ぎりぎりまで走ったメンバーもいました。(8周走った強者もいました)

 

お風呂で汗を流した後は夕食です。夕方から合流のメンバーも到着し、ここで参加者18名が全員そろいました。

 

夕食後は、毎年1時間ほどのミニ講習会をおこなっています。第1回の合宿ではヨガ、第2回はストレッチ、そして今年は救命救急法講習会です。メンバーのゆきちさんを講師に迎え、AEDや人体模型を使って指導を受けました。30回の心臓マッサージと2回の人工呼吸のサイクル(30:2)を5回繰り返します。心臓マッサージはゴリラのポーズであるとか、わかりやすくポイントを押さえて教えてもらいました。実際に人体模型やAEDでシュミレーションができ、良い経験になりました。

 

その後は、恒例の「夜のミィテーング(懇親会)」です。毎年、この場で新しいTシャツのお披露目があります。早速、みんなで新しいTシャツに袖を通し、テーマについて一人ずつ、夜通し?語り合います。テーマ発表の前に、今回、参加できなかったコーチに一人一文字ずつメールを送りました。みんなの思いがコーチに届いたかな?

貸切状態で時間を気にせず話せるため、メンバーの意外な一面を知ることができるのも、合宿の楽しみの一つです。今年は「究極の一発芸」も飛び出し、大いに盛り上がりました。

 

【合宿2日目】

朝6時、天気は雨。それでも傘をさしてジョギングしたり、雲海観測に出かけたりとSATメンバーは雨をものともしません。

8時30分にはかさべるでを出発し、2日目の練習地である道後山クロカンパークに向かいました。

肌寒いくらいの気温で、雨はずっと降り続いています。こんな雨でも、誰にも「走らない」なんて選択肢はありません。まず、全員で2キロのクロスカントリーのコースを1周ジョギングしました。みんな、いつものように元気に走り出していきました。

毎年、男女ペアでリレーをしていましたが、今回は初の試みで、チーム対抗リレーをしました。2人がペアになり、交代しながら1人2周します。6人で1チーム、12周の合計タイムを3チームで競います。結果は昼食時に発表されましたが、集計が出るまで順位が分からないほど、僅差での3チームの争いとなりました。

 

雨は次第に激しくなっていきました。鉛色の雨雲が空を覆い、薄暗くて、写真にはフラッシュに光った雨粒が映っていました。クリスカントリーの芝はぬかるんで、水たまりができ始め、シューズの中までずぶ濡れです。こんな雨の中の練習は、一人では絶対くじけてしまいますが、みんながいるから頑張ることができました。全員が最後の最後まで懸命に走り抜き、それを応援する一体感は、あの時あの場所でしか感じることはできなかったと思います。思い出深い、記憶に残る合宿となりました。

   七塚原SAでの昼食            かさべるでの前で、まだ濡れてません。




あまりの激しい雨のため屋根の下で準備運動     途中で雨が上がりました



 3,5キロの周回コース



     救命救急法講習会



   Tシャツのお披露目                    夜の懇親会



2日目朝、かさべるで出発時             雨の道後山クロカンパーク